暗号資産取引所を運営する米コインベース(Coinbase)がナスダックに上場する前日の13日、ビットコインの価格が再び史上最高値を更新した。
CoinDesk 20のデータによると、ビットコインはおよそ1カ月前に記録した6万1453ドルを上回り、6万2732.11ドルをつけた。過去24時間で2.89%値を上げ、6万2440.40ドル近辺で取引されている。ビットコインは過去数週間、6万ドルを下回る狭いレンジでの取引が続いていた。
「暗号資産市場は、ビットコインが史上最高値圏に入るなか、コインベースの上場を前に強さを見せている」
「コインベースの企業価値がおよそ1000億ドルと評価されたことで、暗号資産全体の再評価は起こり得る」
スタックファンド(Stack Funds)の共同創業者兼最高執行責任者(COO)のマシュー・ディッブ(Matthew Dibb)氏は述べた。
●ビットコイン(BTC)は12日16時(日本時間13日6時)時点、60,120.82ドル前後で取引され、過去24時間で0.68%上昇。
●24時間のレンジ:59,428.21~61,219.72ドル(CoinDesk 20のデータ)。
●1時間足チャートは、10時間平均と50時間平均の間で取引されており、テクニカル分析では横ばいシグナル。
ビットコインは12日、4週間ぶりの高値となる61,219.72ドルまで上昇した。暗号資産取引所を運営するコインベース(Coinbase)が14日にナスダックに株式上場するが、同業界にとっては初となる大型上場はビットコイン相場を押し上げる材料になっていると、アナリストらはコメントした。
コインベースの上場について広く一般に報道されることで、投資初心者が暗号資産に投資する可能性がある。
「評価と他の市場へのドミノ効果という点で、コインベースにまつわる盛り上がり」
14日の直接上場が「重要な触媒イベント」
シンガポールに拠点を置くQCP Capitalは述べた。
引用元:https://www.coindeskjapan.com/105504/